よるっこめのパヤタイ日記                      ~over the barriers of the languages~

日本・ガーナ・イギリスで理学療法士として活動。現在はバンコクで高齢化対策に従事。

Wedding project in Sicilia 2019 -準備工程のプランニング:イタリア結婚式と日本結婚式の違いを知る-

二人で調べ物をし、まとめ、どこがいいか、何をしたいか、料理はどうだとか、細かい事を進めているうちに、シチリアの結婚式と日本の結婚式の違いが(ちょっとはわかっていたつもりですが)少しずつクリアになってきました。式が違うならば準備も異なる!そんな違いを二人で探りに、理解し、埋めながらやっています。

 

<イタリア>

-神前式(ほぼキリスト教徒なので教会)or市役所での人前式+日本でいう披露宴

*今回の場合、私はキリスト教徒でないので、いわゆる教会での式は不可。(キリスト教に入信するなら可能。)また市役所での人前式もその市役所で婚姻届けを出した/出すカップルのみ市役所内の人前式場で役所職員の立ち合いのもと、挙式可能。私達の場合、すでに東京で婚姻届けを提出済みで、シチリアの市役所には在京イタリア大使館を通して婚姻の登録を済ませているため、市役所での人前式もできない事がわかりました。となると、やはり皆さんの前で夫婦となる誓約はかわしたく・・挙式はどうするか・・・ここからまた一苦労です。

-ウェディングプランナーやブライダル会社はあるが、トータルでコーディネート、パッケージサービス、等はどうやら主流ではなさそう

-なので全て手作り。式場、宴会場、食事、花、メイク、音楽/DJ/ライブバンド、写真等々全て個人で調べて見積もりとって、細かくオーダー。

-両家、同僚・上司、親族等々挨拶、余興等なし。そもそも式次第がなし。ひたすらすごい量の料理を満喫し、お腹が膨れてきたら踊りだしたり、疲れてきたら各自勝手にお帰り。

-ご祝儀はマストではない。新郎新婦が”プレゼントとして欲しいものリスト”を用意し、招待状と共に送付、ゲストがその中の物を購入し贈呈、という形が伝統的のよう。最近は”欲しい物リスト”の代わりに”ご寄付(contribution)”でお願いします、という事もあるそう。

*うちの場合は招待客がイタリア国外も多数とう事もあり、いずれにせよ”お願い”はせず、問い合わせが来た場合にのみ”ご寄付か持ち運びの簡単な軽く壊れない物(バンコクまで帰る事を考え)をお願いします”と答える事にしました。

-わからない事:

  • 教会でも市役所でも挙式ができないカップルの場合どこでどんな挙式のアレンジができるか
  • 会場デコレーションは誰が・どうするのか

 

<日本>

-式にも披露宴にもかっちりとしたプログラムがある。

-プログラムの骨格がウェディングプランナーやブライダル会社によりプランされている。

‐親族婚、親族+近しい友達婚、伝統婚(親族+友達+同僚・上司)とタイプ・規模が割ときっちりわかれている

-衣食住、花、メイク、音楽/DJ/ライブバンド、写真等々のコーディネート業務は全てプライダル会社がやってくれる

 

挨拶や余興、そもそも披露宴の式次第がないなんて!どうやって・・・場を持たすのでしょうか・・・と最初は心配でドキドキしていたのですが、夫と話をし色々調整しイタリア結婚式のyoutubeを見たりしていると、自然に楽しめばいいのねー、そしてイタリアの人たちはプログラムなしで自然に楽しむことができる人たちなんだな!と思えてきました。国際結婚楽しいなぁ、新しい発見ばかりで。